2016.06.28

シンガポールとベンチャー企業

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し今20歳だったとしたらどの国で働きたいですか?

 
アメリカ、中国、ヨーロッパの国々や東アジア、インド。
もちろん日本も選択肢の一つですが、
 

は間違いなくシンガポールです。

 
先日、シンガポール・マレーシアの不動産と現地企業の視察に行ってきました。
コーディネーターの方の手配により、異国の地でビジネスを展開する方々と多くの時間を過ごす事が出来ました。 
シンガポールで飲食店を展開されている人、ジョホールバルで不動産や飲食店をやっている人、現地の人材コーディネートをやられている人等、多種多様な方から、海外でビジネスをしている想いや経験を色々な角度から話してもらえました。
 
の一人一人の話を聞く中でふと気づいた事が有ります。
 
それは、シンガポールのように時代に向かって加速している国(特に東南アジア)は「ベンチャー企業」と良く仕組みが似ているという事。
そしてそこで働く人々のマインドはベンチャーで働く人間に必要な資質と似ているという所です。
 
 
国の規模や大きさではなく、不確定な要素のある環境(アジア)に飛び込む理由は、そこに“伸びしろ”や、成熟した国に張り巡らされた“しがらみ”がなくワクワクするようなチャンスがあると思うから。
 
 
方、チャンスが大きい分、異国の地で実際に働く現実は厳しい。
 
今回聞いた話の中でも、外から見たシンガポールのイメージだけで出店してきた企業は撤退したり、数ヶ月営業して止めてしまう企業も多いとのこと。
(特に2015年はリー・クアンユー首相の喪やインドネシアの2ヶ月に及ぶ森林火災、中国経済の停滞など厳しい1年だったそうです)
しかし、成功している人々は、そこで踏みとどまり、前に進んできたそうです。
前進する中で、新たなビジネスチャンスや成功、掛替えのない仲間に出会う事が出来るのだそうです。
 
撤退する企業に共通するのは、海外にチャレンジする意味を理解しないままイメージだけで出店している点なのだとか。
 
 
国の地で働く事は厳しい。
ベンチャー企業で働く事も厳しい。
簡単に仕事をするだけならもっと選択肢は沢山あります。
 
しかし、そこで得られるものはきっと日本や大手企業で働く事では得られない経験や仲間を得る事ができます。
もしくは、情熱を持って切り開く仕事を体感したい人間が行くべき場なのです。
 
 
して、はっきりと言える事が、
異国の地もベンチャー企業も生半可な心構えで飛び込んできて欲しいとは1ミリも思っていないという事。
また、そこで働く事が出来る人間は、“普通の暮らし”を求めている人材は来るべきではない事は自明の理なのです。
(ワークライフバランスを求めるような学生が、「アジアで仕事をしたい!」なんて言っていたら周りはきっと止めます。ベンチャー企業も同じなのです)
 
 
しかし一度決めたのなら、骨を埋めるつもりでやり続ける事。
やり抜いて初めて、意味が分かるのだから。
 
 
 
 
られているし、選ばれる。
生半可な人間は選ばれないし、もともと異国の地もそんな人材を呼んでいない。
 
それを改めて感じた視察でした。
 
 
 企業をして4年目。
 
シンガポールのように訪れた人々が、活気や快適な空間、スピードを実感できる店作りを進めていきたいと改めて強く思う視察でした。
No Room For Squares!
★ホシみっつ不動産 代表兼田知英 instagram
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